2023/6/4 高負荷時に充電できない状態を確認したので一部修正しました。
結論。
USB PD 100W充電器なら、IdeaPad Gaming 370iを充電できます。
ただし、グラボに負荷をかけるとパワー不足で充電が止まりますので、用途は限定されます。
LenovoのエントリーゲーミングPCはLenovo LOQシリーズとなることが発表され、2022年モデルで終了となりそうなIdeaPad Gamingシリーズですが。
まだ書いていきますよ。
レノボ、新たなゲーミングPCブランド「Lenovo LOQ」 および 最新のCPU、GPUを搭載したゲーミングPC Legionシリーズ4機種を発表 | レノボ・ ジャパン
うちのIdeaPad Gaming 370iは、部屋(普段の設置場所)とリビングを移動しながら使っています。
バッテリーのもちは2時間程度なのでチョイ使い以外はACアダプタが必要なわけですが、ACアダプタもでかいので頻繁に持ち運ぶとなるとストレスなのです。
これが純正ACアダプタ。比較のためにiPhone SE(第3世代)を乗っけてます。
iPhone SEを3〜4枚重ねたくらいのサイズ感ですね。
ACアダプタをもう一つ買ってリビングに置いておくという手もありますが、邪魔くさい大きさです。
IdeaPad Gaming 370iはUSB PD充電に対応しているので、手持ちのUSB PD充電器を試してみました。
その1。
Google Pixel Stand 2nd Genに付いてきた、Google純正30W充電器。
出力が小さいのでダメもとで試しましたが、やはりダメでした。
充電器を繋いでPCを起動すると、「電力不足だから同梱のACアダプタを使え」的な英文が表示されました。
その2。
HIDISCの65W充電器。
これはテレワーク用に用意した充電器で、職場PCを充電できているのでいけるかと思いましたが、ダメでした。 上のと同じ英文が表示されました。
その3。
65Wがダメだったので買ってみました。100W。
USB充電器といえばAnkerなんでしょうけど、ケチってほかのメーカーにしましたよ。
レビューも悪くないですし、100W対応のType-Cケーブルが付属していてお買い得です。
結果、これなら充電できました。
グラボ負荷がない使い方では使用中にバッテリー残量が減っていくようなことは無かったので、実用できそうです。
グラボの負荷が上がって電源供給が追い付かなくなると、電源ボタンのLEDが点滅して充電が止まります。
(Fusion360でオブジェクトを振り回したり、ものすごい複雑な図を含むPDFを表示したり、ゲームしたりしたときに発生。)
純正ACアダプタ(170W)に比べると6割以下のパワーなので、仕方ないですね。
こういった用途では実用的でなく、純正アダプタ一択になりそうです。
ちなみに、いったん電源ボタンが点滅し始めると負荷が下がっても充電状態は復旧せず、一度USBケーブルを抜き差ししなければいけないようでした。