今年の4月から次女も保育園に通い始めました。
しかも長女がこれまで通っていた園とは別の園になり、自宅からの距離が遠くなりました。子供たちに歩いてもらうのは現実的でない距離です。
というわけで子供乗せ電動アシスト自転車(3人乗り)を購入したので、検討から購入までの記録を残します。
・前チャイルドシートのタイプ
前チャイルドシートは大きく分けて2タイプあります。
1つは前席標準装備型。(勝手に命名してます)
ハンドルのど真ん中にチャイルドシートが鎮座するものです。
このタイプは、子供の重心がハンドル回転軸のほぼ真上なのでバランスを崩しにくいのがメリットです。
また、運転手と子供の距離が少し離れるので邪魔になりにくく、前席後付け型よりも長く使うことができます。
デメリットは前カゴが付けられないことです。保育園の送迎は荷物が多くなりがちなので、積載能力が落ちるのは痛いですね。
もう1つは前席オプション型。(勝手に命名)
ハンドル周りは子供乗せでない自転車と同じような形で、ハンドル手前(運転手側)にチャイルドシートを取り付けるものです。
cycle.panasonic.jp
このタイプはカゴが使えるのがメリットでしょう。子供二人を乗せてさらに前カゴに荷物を放り込むことができます。
デメリットとしては、運転手と子供の距離が近いので、子供が大きくなると運転しにくくなります。
例えば年子のきょうだいの場合は、上の子が5歳児クラス、下の子が4歳児クラスの組み合わせで乗せることがあり得ます。4歳児を前席に乗せるのは後付け型では厳しいでしょう。
うちの場合は安全第一ということで、乗りやすい前席標準装備型に決めて、候補を絞っていきました。
・自転車メーカー
電動アシスト自転車では下記メーカーが3強ですね。
その他メーカーもありますが、入手性やメンテナンス等を考慮してこの3メーカーから選ぶことにしました。
ヤマハ…電動アシスト自転車の元祖です。
パナソニック…電動アシスト自転車販売台数1位です。(2017年)
ブリヂストン…自転車メーカーとして最大手です。
口コミや自転車店の記事をみる限りでは以下のような評判でした。
ヤマハ
アシストの感触が自然で、違和感がない。
走行安定性がよい。
パナソニック
こぎ出しのアシストが強力で、坂道などで楽。
ライバル車種と比べてバッテリー容量が大きいものが多い。
ブリヂストン
電動アシストの心臓部はヤマハから供給を受けているので、特性はヤマハとほぼ同等。
前輪駆動は魅力的。(ただし前席標準装備型には前輪駆動モデルがない。)
後ろ乗せモデルが得意で、前席標準装備型の出来は上記2メーカーよりも劣る。
今回は前席標準装備型で検討していますので、実質ヤマハとパナソニックの2択となります。
ここも安全第一ということで、走行安定性がよいヤマハを選択しました。
自宅から保育園まで高低差がほとんどないので、強力な発進アシストは必須でなかったという事情もあります。
ということで、車種はヤマハの前席標準装備型であるPAS Kiss mini unに決まりです。
バッテリー容量が12.3Ahの標準モデルと、15.4AhのSP(スーパー)がありますが、価格差がたった4千円ですのでSPを選びました。充電回数が多いと日々のストレスになりますから、一往復でも多く走れる方が良いです。
実際に使ってみた感覚だと、往復4km程度、急坂なし、週5日使用で、2週間乗って電池残量30%というところでした。
使っていくうちにバッテリーは弱っていくでしょうけど、当面は2週間ごとに充電すれば電池切れの心配なしです。
・後チャイルドシート
ヤマハ純正品から選びました。
別売アクセサリー:PAS Kiss mini un SP - 電動自転車 | ヤマハ発動機
高いほうからコンフォート、カジュアル、デラックスの3種類あります。
デラックスは後ろカゴになるという特技があったので、デラックスを選びましたw
一番安いものですが、今のところ子供たちからお尻が痛いとか乗り心地が悪いというクレームはありません。
・レインカバー
フロントは純正品しか合わないと思い込んでいた(※)ので、ヤマハ純正品から選びました。
※後述のリトルキディーズなど他社商品も取り付けられるのですが、気付いたのは購入後でした。
別売アクセサリー:PAS Kiss mini un SP - 電動自転車 | ヤマハ発動機
チャイルドシートレインカバー(フロント)です。
リアは、ネットの評判などを見て下記2商品に絞り込みました。
リトルキディーズは、自転車のチャイルドシート用レインカバーを検索すれば真っ先に出てくる人気商品です。
あまりに人気なので、かつては「ネット通販は在庫補充から1分で完売」、「駐輪してると盗まれる」なんていう話もありました。
今は店頭販売もありますし、そこまで品薄でもないかと思います。
特徴は、
・透明部分が大きくて視界が広い
子供の視点でほぼ360度見渡せます。(後ろはチャイルドシートのヘッドレストがあるので見ることはないでしょうけどね。)
・高さがあってヘッドスペースが窮屈でない
・カラーバリエーション多め
といったところでしょうか。
norokkaは2018年に登場した比較的新しい商品です。
クラウドファンディングを利用して商品化したようです。いまどきですね。
こちらの特徴は、
・ポップアップ式テントのように素早く広げたり畳んだりできる
・自動車のドアのように横が大きく開く
といったところです。
リトルキディーズは付けっぱなし前提、norokkaは必要な時だけ取り付ける前提のようですが、うちは排気ガス汚れしやすい立地でカバーを付けっぱなしにするつもりでしたので、付け外ししやすい必要はありません。
結局、長女が「ピンクがいい」と言ったのが決め手となりリトルキディーズにしました。
・積載量アップ
今の保育園は、昼寝布団を週末持ち帰ることになっています。
あんなかさばる物を、月曜朝に持って行って、金曜夕方に持って帰らなければならないのです。しかも二人分!!
(前の園は布団リースだったのでとても楽だったのですが…)
リアチャイルドシートの後に積めるように、頭をひねって考えました。
長くなったので別記事にしたいと思います。