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30年前のOS Windows3.1をインストール その4

この記事の続きです。
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前の記事で、MS-DOSをフロッピーディスクにインストールし、起動できるようになりました。
が、なぜかHDDの中身を正しく認識できず、さっきまで使っていた作業用HDDにも読み書きできません。

これを直していきます。

HDDの状態確認

FDSIKコマンドを使います。

A:\> fdisk


4. Display partition information を実行します。


システム用HDDにパーティションは何もありません。(ディスクを作っただけで初期化も何もしてないので当然ですが)
ESCを押してメニューに戻ります。


5.Change current fixed disk drive を実行します。


2番目のディスク=作業用HDDを選びます。
その後、4. Display partition information を実行します。


Non-DOSパーティションと判断されていました。

パーティションの作り直し

再び、5.Change current fixed disk drive を実行し、1番目のディスク=システム用HDDを選びます。

1.Create DOS partition or Logical DOS Drive を実行します。


1.Create Primary DOS Partition を実行します。


最大サイズで作成するので、「Y」を入力します。

メニューに戻ったら、5.Change current fixed disk drive を実行し、2番目のディスク=作業用HDDを選びます。

3.Delete partition or Logical DOS Drive を実行します。


1.Delete Primary DOS Partition を実行します。


削除したいパーティションの番号を指定し、実行確認に「Y」を入力します。

あとは、システム用HDDと同様にパーティションを作成します。

フォーマット

FORMATコマンドを使います。

A:\> format c:
A:\> format d:

これで、システム用HDDと作業用HDDが読み書きできるようになりました。
いったん、Windows3.1用仮想マシンを停止しておきます。

次の記事では、MS-DOS6.2をインストールしていきます。

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