この記事の続きです。
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インストール作業を進める前に、下準備をします。
Windows3.1用仮想マシンの作成
VirtualBoxマネージャー画面から仮想マシンを新規作成します。

エキスパートモードボタンを押します。

画面構成が変わります。
バージョンの選択肢にWindows3.1があるので、選びます。

メモリは16MBもあれば十分です。
ギガじゃなくてメガですよ、メガ。

HDDの形式をデフォルトのVDIからVHDに変更します。
ファイル名はシステム領域だと分かるものにしておきます。
完了ボタンを押します。
VirtualBoxマネージャー画面に戻ったら、設定
を押してさらに設定変更します。

作業用ハードディスクを追加します。
ストレージの「コントローラー:IDE」を選択し、「ハードディスクの追加」アイコンをクリックします。
ハードディスク選択ダイアログの中の、作成
をクリックします。

こちらもVHD形式を選択します。

ファイル名は作業用ディスクだと分かるものにしておきます。

続けて、フロッピーディスクを追加します。
ストレージの「コントローラー:Floppy」の下の「空」を選択し、右側のフロッピーディスクアイコンをクリック、「仮想フロッピーディスクの選択/作成」をクリックします。
フロッピーディスク選択ダイアログの中の、作成
をクリックします。

ファイル名はMS-DOS起動ディスクだと分かるものにしておきます。

最終的にこのようになります。
OKを押して設定完了しますが、まだ起動はしません。
作業用Windows仮想マシンの準備
今どきのOSはインストール用DVDやUSBメモリなどをPCにさせばインストーラを起動できますが、MS-DOSのインストーラはそういった動きをしません。
何とかしてDOSを起動して、そのDOS上でインストーラを実行する必要があります。
そこで、Windowsの「MS-DOS起動ディスクを作成」機能を利用しますので、Windows3.1用仮想マシンとは別に、もう一つ作業用Windows仮想マシンが必要です。
どこのご家庭にもある余りもののWindowsライセンスを使って作ってください。
今回はWindows7を使っていますが、8でもXPでも何でもよいです。
次の記事では、MS-DOS6.0のインストールをやっていきます。
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