2023年の夏、自宅サーバをIntel N100搭載ミニPCでリプレースしました。
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Intel N100の流行りに乗っかったものの、結果的には私には小さすぎました。
ちょっとWindowsやLinuxを動かす程度ならよいのですが、仕事で使ってる製品を家でも勉強したいなーなんていう時、大量リソースが必要だったりするのです。
そこでついうっかり買ったのがこちら。
※メモリ32GBモデルなら大丈夫だろうと思って買ったものの、試したい製品を入れてみたらメモリ不足だったので64GBに交換してます。
ミニPC NUCBOX M6が51,660円。メモリが32GB×2枚で22,160円。ミニPCに元々内蔵されてたメモリ16GB×2枚売却で-7,000円。
しめて66,820円です。ついうっかりにしては高額でしたw
スペースが足りないのでこのようにスタックしました。下から、NUCBOX M6、Larkbox X、SSD/HDDスタンドです。
排熱対策として、スペーサーを作って間に挟んでます。
※SSD/HDDスタンドがテカテカすぎて部屋が映り込むのでぼかしてます。
NUCBOX M6のスペック
項目 | 値 |
---|---|
CPU | Ryzen 5 6600H(Zen3+、6コア12スレッド) |
メモリー | DDR5-4800 32GB(16GB×2) →DDR5-4800 64GB(32GB×2)に交換 |
メモリースロット | 2(空き無し) |
ストレージ | M.2 2280 SSD 1TB NVMe |
ストレージスロット | M.2 2280×2(空き1) |
グラフィックス | Radeon 660M |
有線LAN | 2.5Gb×2(Realtek RTL8125) |
Wi-Fi | Wi-Fi 6E(AMD RZ616) |
インターフェース | 前面:USB4(Type-C)、USB3.2Gen2×2、3.5mmオーディオ 背面:USB3.2Gen2、USB2.0、HDMI2.0、DP、電源 |
OS | Windows 11 Pro |
Larkbox Xと比べてどうなのか
コンセプトも価格帯も全然違うマシンなので比べるのもナンセンスなのですが、Intel N100搭載のLarkbox Xと比べるとこんな感じです。
NUCBOX M6のほうが、スレッド数3倍、シングルスレッド性能1.6倍、マルチスレッド性能3.4倍と高性能。
そのかわりTDPは7.5倍で相応に電気を食います。
項目 | NUCBOX M6 | Larkbox X |
---|---|---|
CPU | AMD Ryzen 5 6600H | Intel N100 |
CPU周波数 | 3.3-4.5GHz | 0.8-3.4GHz |
コア数/スレッド数 | 6/12 | 4/4 |
TDP | 45W | 6W |
CPU Mark Single Thread | 3170 | 1923 |
CPU Mark Multithread | 18661 | 5439 |
これをどう使うのか
OKD(OpenShiftのコミュニティ版)をいれて、おうちKubernetes環境を整備したい。
うまくいったら記事にします。
- NUCBOX M6にLinux+KVMを入れて仮想化ホストとし、4vCPU/20GBのゲストを3つ載せる。
- このゲスト3台をOKDのノードとしてクラスタを構成する。