2025年3月のPixel Feature Dropで、Pixelの中でLinux VMが動くようになったらしいので試してみました。
「スマホ上でLinuxが動いてる」という驚きはありますが、何に役立つ?と言われるとちょっと思いつかないですね。。。
外出先で急にLinux環境を触りたくなった時とか?
環境
Pixel9 Pro XL
Linuxターミナルを使えるようにする
2025年3月のPixel Feature Dropを適用すると、開発者オプションの中に「Linux 開発環境」というものが増えました。
これをオンにします。
ターミナルというアプリが出現します。
初回起動時はこのような画面が出ます。
565MBのダウンロードが発生するので、Wi-Fiがあるとこで実行したほうがいいですね。
少し待つとターミナルが起動しました。
Linuxターミナルを触ってみる
キーボード含む全体の雰囲気はこんな感じです。
Pixel9 Pro XLなのでフルキーボードでもなんとかなりますが、コンパクトな機種だと外部キーボードが欲しいかもしれないですね。
右上の歯車アイコンから設定画面が開きます。
「ディスクサイズを変更」では、ターミナルに割り当てるストレージを設定できるようです。最大値は16GB。
「Port control」ではポート開放を設定できるようです。
何もしていないので何も表示されていませんが、例えばWebサーバを立てたら80と443ポートが表示されるような画面なのだと思います。たぶん。
「リカバリ」ではVMを初期状態に戻せます。
Debianのバージョンは12.8でした。
(その後、apt upgradeしたら12.9になってました。)
IPアドレスです。
su - できたので、シャットダウンコマンドを打ってみた図w
VMがシャットダウンしてターミナルの接続が切れました。
この状態でエンターキーを押すとまたターミナルが立ち上がってきます。
apt update、apt upgradeで普通にアップデートができました。
sshをインストールして、別のLinuxマシンにssh接続してみました。
これも普通にできました